日本茶を、もっと日常の景色へ
date: 2026.03.03
チャノキ
2026年3月、日置市にオープンした日本茶カフェ「チャノキ」
店舗デザイン・施工をNiNESで担当しました。
ご依頼いただいたのは、地元・日置市で長くお茶づくりに携わる池田製茶の西坂社長。
今回の仕事が始まるきっかけとなったのは
松元の「table of smile」杉水流さんとのご縁でした。
人と人とのつながりから、新しい場所が生まれていく。
そんな始まり方も、今回のプロジェクトらしさのひとつだったように思います。
日本茶だからといって、「和」に寄せすぎない。
チャノキが目指したのは、日本茶をもっと気軽に、幅広い世代に楽しんでもらえる場所。
そのため空間も、いわゆる日本茶専門店らしい重厚な「和」のイメージではなく、
明るく、やわらかく、子ども連れでも自然に過ごせる雰囲気を大切にしました。
淡いグリーンと木の色をベースに、白やベージュを重ねた店内。
直線だけで構成せず、中央には大きな円形のベンチを置き、
壁際にはゆったりとしたソファ席を設けています。
子どもと一緒に座ったり、少し休んだり、それぞれが思い思いに過ごせる場所です。
一方、壁面の棚はあえて大きさや位置を揃えず、大小さまざまな箱が重なっていくように構成しました。
整いすぎないリズムをつくることで、空間に少し楽しさを加えています。
日本茶を特別なものとして構えるのではなく、日常の延長にあるものとして楽しんでもらう。
そんなチャノキの考え方を、空間からも感じてもらえればと思いました。
それぞれの仕事が、ひとつの場所になる。
今回、とても印象に残っているのは、この場所に関わったメンバーです。
ロゴを手掛けたのは、地元で活動する中原みおさん。
そして店内で使われる器には、cocoNotsuでも作品を製作・紹介している
陶芸家・有安勇翔さんのものが選ばれています。
お茶をつくる人。
料理や店づくりに関わる人。
ロゴをつくる人。
器をつくる人。
そして、空間をつくる人。
それぞれ違う分野で仕事をしている人たちがつながり、一つの店の景色になっていく。
NiNESとしても、単に「店舗をデザインして完成させる」
というだけではない、とても有意義な仕事になりました。
そして何より、地元・日置市でつくられてきた日本茶が、これから新しい世代や家族にも
親しまれていく場所が生まれたことを嬉しく思います。
空間が完成した3月が、この店のゴールではありません。
ここに人が訪れ、お茶を飲み、器に触れ、会話が生まれる。
その時間が積み重なって、少しずつ「チャノキ」という場所になっていくのだと思います。
NiNESもまた、その景色を楽しみに見ていきたいと思います。
店舗デザイン・施工をNiNESで担当しました。
ご依頼いただいたのは、地元・日置市で長くお茶づくりに携わる池田製茶の西坂社長。
今回の仕事が始まるきっかけとなったのは
松元の「table of smile」杉水流さんとのご縁でした。
人と人とのつながりから、新しい場所が生まれていく。
そんな始まり方も、今回のプロジェクトらしさのひとつだったように思います。
日本茶だからといって、「和」に寄せすぎない。
チャノキが目指したのは、日本茶をもっと気軽に、幅広い世代に楽しんでもらえる場所。
そのため空間も、いわゆる日本茶専門店らしい重厚な「和」のイメージではなく、
明るく、やわらかく、子ども連れでも自然に過ごせる雰囲気を大切にしました。
淡いグリーンと木の色をベースに、白やベージュを重ねた店内。
直線だけで構成せず、中央には大きな円形のベンチを置き、
壁際にはゆったりとしたソファ席を設けています。
子どもと一緒に座ったり、少し休んだり、それぞれが思い思いに過ごせる場所です。
一方、壁面の棚はあえて大きさや位置を揃えず、大小さまざまな箱が重なっていくように構成しました。
整いすぎないリズムをつくることで、空間に少し楽しさを加えています。
日本茶を特別なものとして構えるのではなく、日常の延長にあるものとして楽しんでもらう。
そんなチャノキの考え方を、空間からも感じてもらえればと思いました。
それぞれの仕事が、ひとつの場所になる。
今回、とても印象に残っているのは、この場所に関わったメンバーです。
ロゴを手掛けたのは、地元で活動する中原みおさん。
そして店内で使われる器には、cocoNotsuでも作品を製作・紹介している
陶芸家・有安勇翔さんのものが選ばれています。
お茶をつくる人。
料理や店づくりに関わる人。
ロゴをつくる人。
器をつくる人。
そして、空間をつくる人。
それぞれ違う分野で仕事をしている人たちがつながり、一つの店の景色になっていく。
NiNESとしても、単に「店舗をデザインして完成させる」
というだけではない、とても有意義な仕事になりました。
そして何より、地元・日置市でつくられてきた日本茶が、これから新しい世代や家族にも
親しまれていく場所が生まれたことを嬉しく思います。
空間が完成した3月が、この店のゴールではありません。
ここに人が訪れ、お茶を飲み、器に触れ、会話が生まれる。
その時間が積み重なって、少しずつ「チャノキ」という場所になっていくのだと思います。
NiNESもまた、その景色を楽しみに見ていきたいと思います。