鹿児島空港 SELF CAFE (2025.07 鹿児島県霧島市)
鹿児島空港の12 Gate 付近の待合スペース
イームズのシェルチェアが普通に使われていることで有名ですが、今回ベンチ仕様の椅子をバラバラにして脚をつけて1人ずつ座れるようにしました。そして、セルフ形式でありながらクオリティの高いドリンクや軽食が提供されており、JALの機内食も食べられます。
この場所は、公共施設にありがちな無機質な白い空間ではなく、温かみのある柔らかで明るいイメージにしたいと思いました。オーク材を使ったリブ状の装飾は、9 Gateにある充電スペースとも自然に連携したエリアになるように計画しています。
また、今回の計画において、アートを取り入れることが非常に重要なファクターでした。それにより繋がりが生まれたと実感しています。ただ箱物を作品としてつくるのではなく、そこに人々が行き交うことで初めて生命が吹き込まれる空間創り。NiNESの信念を表現できたと思います。
鹿児島空港は、元々エアポートギャラリーなどアートの展示を積極的に行なっている理解ある施設です。今回もアートを取り入れることをごく自然に進めてもらいました。
野イ忝宗男(ノゾエムネオ)さんは、その圧倒的な描写力で桜島を描き続ける気骨の画家です。その作品が鹿児島の玄関口に展示される意味は大きいと思います。




