インテリアライフスタイル展

date: 2013.06.16

年に2回開催されているインテリアライフスタイル展に行ってきました。去年から東京の新ショップ視察を兼ねて毎回行くようにしてます。6月は雑貨中心、11月は家具中心のような感じがしますが毎回楽しく、時には考えさせられながら見て廻ってます。
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カラフルな紙テープを張り巡らせた円形ブースもあり、飽きる事なく見て廻れます。
最近は低価格でそれなりにデザイン性を持ったインテリア、ファストファッションならぬファストインテリア的な商品が増えていますが、こういう展示会で実際クリエイターの方々が思いを伝えながら作品を並べているものをみると、そのデザイン性やクオリティの高さについ惹き込まれてしまいます。一時的な子供用の家具や季節ごとのディスプレイ的なインテリアであればファストインテリアでもいいと思いますが、ホンモノを見極めて上質なものを求める気持ちを誰もが持ってくれるといいな・・・と感じます。ブランドなどにこだわる訳ではなく、ノンブランドであろうとも本当に気に入る自分だけが大切な一品(逸品)を選ぶというのが大切だと思います。ファストインテリアは瞬間的にはコストパフォーマンスも高く、存在意義があると思いますが、やはり質はそれなりなのでうまく両立させる事だと思います。私がやっている店舗デザインの世界でも、1年もてばいいから安く作ってよなどと言われる事もしばしばで、それもひっくるめてクライアントの要望ですから割り切って作りますが、でも全てがそれで良い訳じゃないので柔軟にアレンジするバランス感覚が大事だと考えています。
写真 5
会場の一番奥に海外の作品を紹介しているブースがあり、ここまで入らずに帰る人もいたようですけど、私は何故か反対側から入場して皆さんと逆の順序で見て廻った為、最初にじっくり見る事ができました。この中でひときわ目を惹いたのが台湾のクリエイターです。コンクリート製の時計や樹脂でできた時計や照明などなど・・・レベルの高さに驚きました。ブースで説明している人から話しかけられ、台湾=中国語だから、とりあえずニーハオ!かなとか焦って考えてたら、英語でしゃべってて、さらに戸惑っていたら、最後にはカタコトの日本語で説明してくれました。台湾はいい人ばかりです(笑)